旧 清泉拝中 Old School Band


立川セントラル映画館 5

2016年04月13日 23:41

「華麗なる賭け」&「トーマス・クラウン・アフェア」


リメイクとは知らず観てしまった映画・・・・・。

これが、また面白かった!なんて事がある。

見終わった後に解説を紐解いたら、えっ、あの映画のリメイクだったの!と言った驚きである。

冒頭から「この映画は、リメイクです。」と言うオマージュを観客に伝えなくても十分オリジナルでいいのにと思う映画、読者諸君にも1つや2つは、あるのではないだろうか?

私は、その1つに数える映画が「ピアース・ブロスナン」と「レネ・ロッソ」共演の「トーマス・クラウン・アフェア」だ。

好きな俳優が共演していると言う事もあるが、正直ハマった。

「ピアース・ブロスナン」の生活感を感じさせない立ち振る舞いと「レネ・ロッソ」の肉食系女子の豪快さにだ!

その後に、この映画は「スティーブ・マックイン」と「フェイ・ダナウェイ」共演の「華麗なる賭け」のリメイクだったことを知った。

私の心はoh no!だ。

「トーマス・クラウン・アフェア」の冒頭に歳を召した「フェイ・ダナウェイ」が出演してたのに・・・・・。

原作「華麗なる賭け」は、銀行強盗の野蛮さがあったが「トーマス・クラウン・アフェア」には、スマートな詐欺的要素が強く肉体的野蛮さがなかったのも私には起因した。

しかし、そんなリメイク映画も1999年製作であるから、すでに17年前の昔に作られた映画となってしまった。

:原作「華麗なる賭け」(英題The Thomas Crown Affair)は、「スティーブ・マックイーン」と「フェイ・ダナウェイ」共演による米国サスペンス映画で 、日本では1968年に公開され、アカデミー主題歌賞(「風のささやき」、唄: ノエル・ハリソン)を受賞した。 

公開から30年後の1999年に「ピアース・ブロスナン」、「レネ・ロッソ」共演で同名(邦題はカタカナで『トーマス・クラウン・アフェアー』)のリメイク版が制作され挿入歌「風のささやき」は英国の大物ロック・シンガー「スティング」が歌った。

この「華麗なる賭け」に良く似た映画がもう1つある。

「ジョージ・クルーニー」と「ジェニファー・ロペス」共演の1998年製作公開の「アウト・オブ・サイト」である。

こちらはリメイクではないようであるが、内容はよく似ているので興味のある方は、こちらもいかがか。

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