旧 清泉拝中 Old School Band


立川セントラル映画館15

2016年04月14日 00:47

「さらば愛しき女よ」

1975年製作 米国映画 監督 デイツク・リチャーズ

私立探偵フィリップ・マーロウを「ロバート・ミッチャム」が演じたハードボイルド映画「さらば愛しき女よ」は、私の中ではとても好きな映画・題材の1つである。

まず私自身、作家「レイモンド・チャンドラー」をこよなく愛してやまない。

彼の作品群「プレイバック」、「長いお別れ」、「大いなる眠り」等すべて好きである。

おかげで、カクテルのギムレットを今では私ようのギムレットに仕上げて呑んでいる。

フィリップ・マーロウを演じた俳優陣には「ハンフリー・ボガード」、「エリオット・グールド」等そうそうたる俳優の中、私は「ロバート・ミッチャム」が一番のはまり役と信じている。

筆記者がレイモンド・チャンドラーの小説を読む時の主人公マーロウ探偵は「ロバート・ミッチャム」をイメージして読む。読むのである。

そして小説本は、早川書房のペーパーバック風に製本された「ハヤカワ・ポケット・ミステリー文庫」、これが一番である。一番である。

日本の文庫本タイプで読むとどうも味けないのである(アマゾンのKindle電子文庫でも購入)。

しかし、「さらば愛しき女よ」は既にペーパーバックでは出版されていない。

私は残念ながら文庫本タイプで読んだので、このペーパーバックを機会あるごとに長く探す事となった。

先日ふらっとJR中央線荻窪駅前の古本屋を覗いたところ、ついに見つけたのだ!見つけたのだ。

おお!それも昭和35年第三版である。

コレコレ、やはりレイモンド・チャンドラーは「ハヤカワ・ポケット・ミステリー文庫」で読まなくては・・・・。

映画「さらば愛しき女よ」には女優「シャーロット・ランブリング」の他に若き日の「シルベスター・スタローン」も脇役で出演している。

映画のでき以外にも楽しめる要素を持った映画である。そう、映画である。


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