旧 清泉拝中 Old School Band


日本創成期のロックバンド「外道」のベーシスト青木正行氏のベースを発見

日本創成期のロックバンド「外道」のベーシスト青木正行氏のベースを発見

外道のベーシスト青木正行氏が当時使用した「1955年8月製のフェンダー・ベース」です。

正行氏の実弟の青木薫氏のギター工房で拝見しました。

1955年製 Fender Precision Bass "Countlured Ash Body"と思われます。

青木さんがジョイントを外したところ「8」と書かれていたので1955年8月に製作されたものではないかとのことです。

現在は、横須賀にお住いの実兄の正行氏から譲り受けたものだそうです。


※「1955年8月製のフェンダー・ベース」
世界初のエレクトリック・ベースとして、フェンダー社が発売した"プレジション・ベース"
1955年に初のマイナーチェンジが施された仕様のもので、それまでのテレキャスターと同様のブロンド・フィニッシュ、スラブ・ボディからストラトキャスターと同様なサンバースト・フィニッシュ、コンタード・ボディへとアップグレードがされています。
薄い塗膜の為、キズ等も多く見られる個体が多い年代ですが、良い状態をキープしたエクセレント・プラス・コンディションのフル・オリジナルでした。
フラット弦にミュート・カバーを装着しサム・フィンガーで弾くと、このベースでしか味わえない大変深みのある温かい音が出て、その素晴らしさがわかるとの事でした。

木材はカラッカラッに乾いていました。